データ保存機能(DataStore V2)仕様¶
ここでは、sakura.ioモジュールからのメッセージを保存する機能に関する仕様を記載します。
概要¶
sakura.ioでは、送信されたメッセージは標準では保存されず、連携サービスを介してリアルタイムで外部のシステムに送信されます。 メッセージ保存機能とは、sakura.ioモジュールから送信されたメッセージをプラットフォーム上に保存することができる機能です。
本機能により、外部に別途メッセージを永続化するためにシステムを設ける必要がなくなり、必要な場合すぐに過去のメッセージを参照することができるようになります。
コントロールパネルの操作方法は、 プロジェクトの操作 をご参照ください。
プラン比較表¶
提供しているプランは以下のとおりです。プランに応じて保存期間と最大で保存できるメッセージ数の上限(メッセージ保存上限)が異なります。 保存期間およびメッセージ保存上限のいずれかを超過した場合、datetimeの旧いメッセージは順次削除され、新しいメッセージが保存されます。
各プランの料金は別途下記ページをご覧ください。 sakura.io 料金
プラン名(保存期間) | メッセージ保存上限 |
---|---|
1ヶ月プラン | 1万メッセージ |
2ヶ月プラン | 4万メッセージ |
6ヶ月プラン | 14万メッセージ |
12ヶ月プラン | 30万メッセージ |
18ヶ月プラン | 36万メッセージ |
24ヶ月プラン | 42万メッセージ |
30ヶ月プラン | 48万メッセージ |
36ヶ月プラン | 54万メッセージ |
保存期間¶
保存期間とは、メッセージの量によらず参照することができる期間です。 プランに示された期間+当月分のメッセージを参照することができます。
保存期間を超過したメッセージは参照できなくなります。
Note
例えば、1月15日に利用を開始した場合、1月15日~1月31日のメッセージは2月末まで保存され、参照することができます。
メッセージ保存上限¶
メッセージ保存上限とは、プラン内で保存可能な最大のメッセージ数です。 プランごとに設定された上限に達するまでメッセージを保存することができます。
メッセージ保存上限はsakura.ioモジュール1台あたりの数値となります。 同一プロジェクトに複数モジュールが登録されている場合、メッセージ保存上限はモジュール数分積算された値がプロジェクト内で共有されます。
メッセージ保存上限を超過した場合、datetimeの新しいメッセージを優先的に保存し、旧いメッセージは順次参照できなくなります。
Note
例えば、モジュールが10台登録されているプロジェクトで36ヶ月のプランを利用する場合、プロジェクトとして540万メッセージを上限として保存され、参照することができます。
注意事項
DataStore V2 は sakura.ioモジュール -> プラットフォーム の上り方向のメッセージのみ保存可能です。 プラットフォーム -> sakura.ioモジュール の下り方向のメッセージは保存されません。
機能の有効化¶
DataStore V2はオプション機能となっているため、利用する場合は有効化する必要があります。
まず、コントロールパネルのホーム画面から有効化したいプロジェクトの詳細画面を開きます。
プロジェクトの詳細画面でデータ保存機能が Off
になっていることを確認します。
同画面内で 編集
をクリックし、プロジェクト編集モーダルを開きます。
データ保存機能(DataStore V2)プランで 利用しない
以外の任意のプランを選択のうえ、 確認
をクリックします。
オプション変更モーダルが開きます。
切り替え後のプランと月額料金を確認のうえ、 変更
をクリックします。
プロジェクト詳細画面にて、データ保存機能のプランが変更されたことを確認します。
データの呼び出し方法¶
メッセージの呼び出しは別途連携サービスとして提供する DataStore V2 API を用いて行います。