Google Cloud Pub/Sub連携をリリースしました

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こんにちは。プラットフォームチームの中西です。

これまで、sakura.io の連携サービスとして、Amazon Web Services とは AWS IoT、Microsoft Azure とは Azure IoT Hub と接続することができました。
本日、Google Cloud Platform(TM) の一機能である Google Cloud Pub/Sub との連携サービスをリリースしました。
これにより、sakura.io モジュールから送信された情報を Google Cloud Platform 上に気軽に展開することが可能となります。

Google Cloud Pub/Sub

Google Cloud Platform 上で提供されている、メッセージキューのようなサービスです。 Google Cloud Platform にて運用されている様々なプロダクトの橋渡しを行います。
公式サイトの図を引用します。

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この図が示すように、 Google Cloud Platform のもつプロダクトに、メッセージを確実に送信します。

より詳しい説明は公式ドキュメントをご確認ください。

連携例

今回はモジュールから送信されたデータを Google Cloud Pub/Sub 上に送信するPublish機能をリリースしました。
これにより、 Google Cloud Platform 上に展開された基盤に sakura.io からのデータを気軽に送信することができます。

Cloud Functions を用いた通知

例えば、Cloud Functionsにデータを送信し、モジュール送られてきた値が一定の条件に達していた場合のみ、Twilioを用いて担当者に電話をかけたり、Slackでグループに対しての通知を行ったり、LINE経由でメッセージを送信することができます。

BigQueryを用いたデータ分析

また、今回の連携を利用してモジュールから送られた全てのメッセージをBigQueryへ送信することで、データを保存した上で高速にスキャンすることができます。

Firebaseを用いたモバイルアプリ開発

Cloud Functions を経由することで、モバイルアプリ開発プラットフォームである Firebase にsakura.ioのデータを連携することも可能となります。
これにより、 Firebase を用いて作成したモバイルアプリケーションのデータバックエンドとしてsakura.ioを利用できます。

具体的な使い方については、sakura.io ドキュメントをご覧ください。

まとめ

Amazon Web Services、Microsoft Azureに引き続いて、 Google Cloud Platform との連携サービスをリリースしました。
Google Cloud Platform と組み合わせることで、 Google Cloud Platform 上の強力なプロダクト群でsakura.ioからのメッセージを手軽に扱えるようになりました。

今後とも sakura.io をよろしくお願いします。

Google Cloud Platform および GCP は、Google LLC の商標または登録商標です。

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